ちゃろログ

リアルでは「イオンの株とか日経平均に連動する投信を買ってます!信用取引とか仮想通貨とかは危ないのでやらないですー」と、カマトトぶっている、チキンハートでメンタル弱い、しがないサラリーマン、投資家ちゃろのブログ。

ロボアドバイザーのコスト(1%+ETF信託報酬0.2%)は本当に安いのか!?WealthNaviとTHEOの中間ぐらいのポートフォリオで分析すると・・・。<2018年2月号>

私はロボアドバイザー2社(WealthNaviとTHEO)と契約して30万円ぐらいずつ放り込んでありますが、年間の手数料が1%+ETF自体の信託報酬が0.2%程度がかかるので、ポートフォリオを、日本で売られている投信に置き換えるとどれぐらい手数料が安く済むかを検証していきたいと思います。  

 

WealthNaviとTHEOの中間ぐらいのポートフォリオ(2月13日時点)

※両方とも最高にリスク積極型の設定です。

WealthNavi+THEOの中間ぐらいのポートフォリオ

米国株

212,319

36.1%

日本株

53,683

9.1%

欧州株

50,205

8.5%

カナダ株

7,559

1.3%

オーストラリア株

15,287

2.6%

香港株

7,705

1.3%

韓国株

14,303

2.4%

中国株

201

0.0%

シンガポール株

1,864

0.3%

新興国株

40,419

6.9%

米国債券

96,226

16.4%

ハイイールド債権

12,051

2.0%

米国リート

26,504

4.5%

34,328

5.8%

1,681

0.3%

コモディティ

9,171

1.6%

現金

4,761

0.8%

合計

588,268

 

 

これを購入が容易な投信のカテゴリーに置き換えます。

米国株

219,878

37.7%

日本株

53,683

9.2%

欧州株

50,205

8.6%

オーストラリア株

15,287

2.6%

香港株

7,705

1.3%

新興国株

56,788

9.7%

先進国債権

96,226

16.5%

ハイイールド債権

12,051

2.1%

米国リート

26,504

4.5%

金(コモディティ)

45,180

7.7%

合計

583,507

 

 

楽天証券で売ってるファンドに分配します。

ファンド名

信託報酬

割合

楽天・全米株式インデックス・ファンド

0.1296%

12.6%

iFree NYダウ・インデックス

0.2430%

12.6%

iFree S&P500インデックス

0.2430%

12.6%

eMAXISSlim国内株式インデックス

0.1717%

3.1%

iFree 日経225インデックス

0.1717%

3.1%

iFree JPX日経400インデックス

0.2106%

3.1%

i-mizuho欧州株式インデックス

0.6156%

8.6%

i-mizuhoオーストラリア株式インデックス

0.6156%

2.6%

香港ハンセン指数ファンド

0.8424%

1.3%

ひとくふう新興国株式ファンド

0.3240%

9.7%

eMAXISSlim先進国債券インデックス

0.1836%

16.5%

i-mizuhoハイイールド債券インデックス(為替ヘッジなし)

0.4320%

2.1%

SMT 米国REITインデックス・オープン

0.5940%

4.5%

i-mizuhoゴールドインデックス

0.4320%

7.7%

加重平均した信託報酬 0.3057%

 

このとおり、ロボアドバイザーでも買い付けるETFに信託報酬が0.2%程度かかることを考えると、自力で国内投信を信託報酬0.3%で買い付けした方が安いとわかりました。

2015年から2017年にかけてのネット証券での信託報酬率引き下げの競争の恩恵ですね。

「国内のインデックス投信は信託報酬が安いものがないからアメリカのETFに投資する。その代わり年1%の手数料を取る」という触れ込みのロボアドバイザーですが、今は十分に信託報酬が安いインデックス投信がそろっているので、「国内投信で自分でインデックス投資をすると、ロボアドバイザーより手数料と信託報酬をあわせたコストが0.9%弱も安いよ!」という逆転現象が起きています。

別にロボとかアルゴリズムとかたいそうなことを言っても、暴落時に防御してくれるような素敵機能があるわけじゃないですし、やっぱりロボアドバイザー解約しようかな・・・。

なお、楽天証券では銀行引き落としでの積み立ては1銘柄当たり1000円が下限ですので、オーストラリア株式インデックス、香港ハンセン指数ファンド、ハイイールド債券インデックスなどは省いてしまってもよろしいかと思います。

 

以上を踏まえて、少額で積み立てをするための超シンプルポートフォリオ

日本株 10%
アメリカ株 40%
欧州株 10%
新興国株 10%
先進国債券 20%
10%

ポートフォリオのアドバイスは、例えばマネックス証券だったらMONEX VISIONを使うこともできますし、大手証券、銀行各社からポートフォリオ提案だけなら無料でやってくれるWEB上のツールが溢れているので、そこらへんに転がっているもので好みのバランスのものに投資すれば十分だと思います。

 

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