mineoのパケットシェアは、家族で複数回線を持っている場合、非常に使えます!
<パケット繰越+パケットシェア+パケットギフトによる効能>
①パケットを繰越できる。(これは普通)
②前月から持ち越したパケットはパケット共有の回線の中で共有の財産となる。
③共有のパケットから、パケットギフトとして、eoIDが異なる回線間で送りあえる。
④送りあったパケットは、当月取得のパケットと認識され、実質的にパケットの有効期限が延長される。
具体的に見ていきましょう。
1.月の初めの、本当の初め。
1日の0時30分ごろのパケット残量はこのようになっています。
濃い緑・・・前月に使い切れなかったパケットのうち、パケットギフトの受け取りによる部分
緑・・・今月の自分の契約しているパケット
2.前月契約パケットの繰り越しと共有パケットの合算処理
1日の1時過ぎごろになると、個々の回線が先月分に契約していた部分の残りが繰り越し処理され、前月繰越パケットがパケットシェア間でも合算、共有パケットとして再計算されます。
私の一家の例ですと、約31GBが共有パケットとして算出されました。
※濃い緑色の部分は、パケットシェアメンバーの前月繰越パケットを合算したものであり、それぞれが31GB使えるわけではなく、上記4回線の共有財産で、早い者勝ちで消費される仕組みです。
このままでもよいのですが、この一家が今月31GBを使いきることは考えにくいため、月末にパケットギフトを送り合う処理を忘れるとこの濃い緑は消滅してしまいます。
このため、1日の朝時点で携帯1、iPad、携帯2、携帯3の間で、相互にパケットギフトを送りあい、今月分の自分の持ち分であるパケットを確定させてしまいます。
3.パケット分配後のパケットの図
共有パケット約31GBのうち、7GBずつをおのおのの固有の持ち分とするために、パケットギフトで分配しつつ(薄緑色の部分に充当される)、約4GBは共有部分として残します。(前月の一家の総パケット使用実績約4GBを考慮しています。この例ではパケットが余っているのでパケット共有はあまり重要ではないですが、パケットが潤沢にない時は共有部分を残すと便利です。)
パケットは濃い緑(共有部分)→緑(各回線が契約している固有の持ち分)→薄緑(パケットギフトでおのおのの今月分として分配した部分)の順に消費されます。
5月30日までに使い切れなかった濃い緑のパケットがある場合は、パケットギフトで任意の回線に分配して、薄緑に変えておきます。
そうすると、使いきれなかったパケット全てが繰越され、6月1日の0時には、再度1のような状態になります。
このような手順によって、家族単位でパケットの総量を効率的に運用することが可能になります。
<まとめ>
mineoのパケットシェア+パケットギフトは強力だよ!
ただし、家族間で送りあう場合には、それぞれが別のeoIDで回線の契約をしている必要があるよ!ちなみに家族割引50円は、eoIDが異なっても適用できるよ!
上記の例だと、携帯1とiPadがeoIDその1、携帯2がeoIDその2、携帯3がeoIDその3、携帯1と携帯2と携帯3を家族割引50円の設定、iPadは2回線目割引50円です。
パケットギフトはeoIDが異なる回線でなら家族以外との送りあいでも別に構わないけれど、パケットシェアしている家族同士だと早く確実に送りあえ、分配や翌月への繰り越し管理も簡単というメリットがあるので、楽だよ!