ちゃろログ

リアルでは「イオンの株とか日経平均に連動する投信を買ってます!信用取引とか仮想通貨とかは危ないのでやらないですー」と、カマトトぶっている、チキンハートでメンタル弱い、しがないサラリーマン、投資家ちゃろのブログ。

仮想通貨マイニングの副業としての収益性について考えてみる。

ここ1か月間、nice hash のデータを叩き続けて、実機も動かしてみて見えてきた副業としての仮想通貨マイニングについて考えてみたい。

 

1.古いPCでは不可能

まず、古いPCでは、PC自体がネックになる。電源を入れているだけで消費される電力が大きい、そして、CPUマイニングをフル稼働させてもコアの能力が低いとそれ自体がマイナスになってしまう。徹底的に省電力でGPUの足を引っ張らない程度のCPUを用意するか、最新の、CPUマイニングでも電力コストをペイするモデルが必要だ。

次に、メインとなるGPUだが、PCI-Expressが2本以上とれるPCでないと厳しい。

上記の通り、電源を入れているだけでシステムが電力を食うので、電力効率の良い最新のグラボをできるだけたくさん稼働させないと、収益化は難しい。

リグを組む場合は、システムに対して10枚以上のGPUを動作させることもあるので、効率は良いのだろうが、PCでお手軽マイニングであっても、複数挿しできる環境でないと、そもそも獲得できるビットコインの量が微々たるもので、振り込まれる最低金額に達するまで時間がかかりすぎてしまう。

 

2.相場が暴落したら終了

いつかは来るであろう、ビットコイン相場の暴落。暴落したら元が取れなくなるので、終了である。

そのさい、副業レベルのGPUマイニングであれば、ゲーマー用に売却すれば何とかなるし、ゲーム用として自分でそのまま使っても損はしない。ASICのように、マイニング専用マシンを購入してしまうと、マイニング以外には何の使い道もないゴミとなってしまうので、初心者にはおすすめできない。

月単位の収益が大きいハイエンドGPUについては、流通価格が高く、その結果、投資回収期間が長い傾向があるので、「いつまで相場が持つか」に自信があればよいが、そうでない場合は、ランクを少し落としたGTX1070あたりが最適と思われる。2枚挿しすれば、6~7か月程度あれば電気代込みで、投資額を回収できるだろう。(PC本体の値段は除く。)

 

3.一般的な副業と違って、だれにもばれない

さすがにリグを作ってしまったら、電気代が跳ね上がるので、家族会議ものですが、GTX1070を2本動かす程度なら大した金額になりませんので、家族にもばれません。

私のように小規模なPCによる採掘なら、収入額は年間20万円以下になります。これは雑所得であるがほかに副業をしていなければ非課税。申告しないでも済みます。もし確定申告が必要な規模でやるなら、きっちり計算して納税しましょう。

(※私の実機のデータはprofitability calcurlatorとの比較で参考にしていただくため、24時間フル稼働の場合の収益を試算して掲載していますが、実際には電気代で家族を驚かせないためと火災の防止のため昼間は稼働させていませんので、実際には月の収入は15000円程度になり、年間収益は18万円、ブログの広告は月1500円程度なので、ちょうど申告不要の水準となる見込みです。)

 

以上のことから、PCI-Expressが2本以上x16のサイズで挿せるPCの人はPCでのマイニングを試してみる価値があると思われます。ほったらかしでお小遣いにはなります。ただ、放熱対策はしていないといけなかったり、電源を強化したりする必要があります。グラボの増設や電源の交換、ファンの増設程度は私でもできますが、リグを作る場合は特に火事が起きないようにいろいろ配慮する必要があるので、自作経験のある人以上の知識と経験がないと無理だと思います。

 

まとめ。

PCにPCI-Expressスロットの余裕が複数ある人はグラボを挿して掘削しているだけでお小遣いが入っていいかもしれない。でも、GMOやDMMみたいに100億円単位を投資して、大規模のマイニング工場を作るのは、ASICでやろうとするならビットコインの採算悪化時に撤退できないので、正直厳しいんじゃないかと思われます。

 

さらに一か月経ってまとめてみました。

charolog.hatenablog.jp

 

 

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