4年前に購入したPCにGTX1070を2枚、GTX1050Tiを1枚。GT1030を1枚搭載してプチマイニングをしていますが、ワットチェッカーによると消費電力が360Wに達していて、電源550Wに対してギリギリ許容範囲（約70％）というのはちょっと良くないかな、と思い立ち、850WのPlatinum電源に交換してみました。
結果、最大消費電力が315W前後にまで低下しました。
元の電源もBronze80準拠のマークがついていたので、そんなに悪くないんだと思っていたのですが、フル稼働時の電力が45W削減されたということになり、驚きました。
調べてみると、定格の50％出力時に80%の電力効率（20%ロス）なのが、Bronze、これがPlatinumなら92%の電力効率（8%ロス）なので「全然意外な結果じゃないよ！」ということです。
もっとも、これだけW数に余裕があると、グラボ増設を夢見てしまいます。
しかし、PCケースにもマザーボードにもスロットがもうありません。
ちゃろの飼い主に「小銭がたまるので、PCを作ってもいいでしょうか？」と陳情したところ「ダイエットに成功したら、もう1台作っていいよ」と笑われました。
このような小規模マイニングは、たいして儲かるわけじゃないですが、小銭がたまるということについてはがぜんやる気が出てしまう性分なのです。
PCIエクステンダーでメタルラックにGTX1080Tiをぶら下げてぶん回していたらさすがに怒られると思うので、ダイエットに成功して、ひっそりと「PCにしか見えない」マイニングマシンを作ろうと妄想しています。
GALAXから出ている（日本未発売の）GTX1070KATANA（1スロット版1070！）を8枚調達して、フルタワーに搭載したら、家族からは消費電力600Wぐらいのごくふつー（？）のPCにしか見えず、それでいてビットコインが毎週振り込まれる！やったー！と妄想しました。
これです。定価は440ドル。
しかし、肝心のそれは韓国かオーストラリアの通販サイトぐらいでしか販売しているのを見つけられず、日本への送付に対応している韓国の通販サイトだと、日本円で9万円オーバーの値段がつけられており現実的ではありません。オーストラリアの通販サイトは国外発送に対応していませんが、5万1000円ぐらいです。
こうなったら、6泊7日のオーストラリア旅行に行って、シドニー自由行動の日を電気街探索にし、大量に買い付けたら・・・、どうせならついでに買えるだけ買って輸入して販売したらお小遣いが・・・、そうなると保険手配の都合もあるし、貿易会社を立ち上げて・・・というところまで妄想を完了しました。
なお保険会社の友人Aによると、「グラボを輸入販売してそれが発火したとき、定格動作中なら販売してから10年は責任を問われるから、法人を立ち上げ、PL保険に入って販売したほうがいい。年商20万円の超マイクロ貿易会社なら、保険料は年間2200円ぐらいで済む。」だそうです。
頼りになります。友人A。（終了）
