9か月ぶりぐらいのブログの更新は、KYASHについてである。
KYASHは2%還元のVISAプリペイドカードであるが、その実、クレジットカードによる「利用額分だけぴったりオートチャージ」をする機能がついている。
カードを切った瞬間に、利用額ぴったり残高がチャージされて、即座に消費される、プリペイドカードのデメリットが皆無のプリペイドカードである。
PayPayのように、残高は残高だけで支払いが完結するときしか使えないという不便さはなく、先月の使用分から還元された残高を、支払額から差し引いて、残った差額を都度、指定のクレジットカードから自動でチャージして使い切ってくれるという、ひたすら都合のいいカードなのである。
もっとも、これだとチャージするクレジットカードにショッピングプロテクションが付いていても、クレジットカードの支払いはあくまでプリペイドカードへのチャージ残高に対する支払いだから無効だろう。
旅先で有田焼とか江戸切子とか買うときは、直接クレジットカードでの支払いにした方がいいケースかもしれない。
このKYASHはプリペイドが使えない場所、例えば継続的な引き落としや信用保証が必要な場面では使えないように書かれており、3Dセキュアには最近対応したのでネットでの買い物には不自由しなくなったが、タクシーや暗証番号が必要な券売機では使えないとか、券面に自分の名前がなく「KYASH MEMBER」なので、本人の名前がないとダメ!というお店では使えないそうだ。
ただ、使えない場所の例に書かれているホテル内の売店でも、なんか使えたりしたので、お店の方針や、カード会社との契約の内容にもよるのでしょう。
つまり、試してみると意外と使える。
もっとも、店舗やタクシーで使えなかったときにバツの悪そうな顔をして、「あっ、こっちのカードでお願いします」というのは恥ずかしい!という方もいらっしゃると思いますので、使えた場面とサインレスだったかを記録しておきたいと思いました。
セブンイレブン サインレスでOK
マクドナルド サインレスでOK
Adobe Creative Cloudの継続課金 KYASH MEMBERではなく自分の氏名を入力でOK
ソースネクスト KYASH MEMBERと入力でOK(どっちが正解なんだろう・・・)
アマゾン OK(氏名はどうだったか忘れた)
羽田空港からの高速バス乗車券自動販売機 暗証番号を入れたらOK(登録していない気がする)
調剤薬局A サインありでOK
九州のホテルAの売店 サインありでOK
九州の高速道路のSAの売店 サインありでOK
ミニストップ サインレスでOK
近所の非チェーン店居酒屋A サインありでOK
ファミリーマート サインレスでOK
なお、プリペイド残高へのチャージにポイントが付くカードを紐づけすると、ポイントの2重どりが。OrigamiPayなどにKYASHを紐づけ、それにカードを紐づけると、ポイントの3重どりになる。ただしPayPay祭りは、Yahoo!カードに限定のため、やるとしたらOrigamiPayである。2%加算だ、ヤッホー!
でも、決済手段複雑になりすぎ。
現在のセッティングはこちら
オートチャージ:KYASH+楽天カード=3%還元
サブ:KYASH+リクルートカードマスター=3.2%還元
※リクルートカードマスターは、電子マネーへのチャージがポイント対象になるのは1か月に3万円までという制約があるため、オートチャージは楽天カード。
リクルートカードの締め日の翌日に3万円をKYASHに手動でチャージして、残高を使い切ったら楽天カードにシームレスにスイッチする。これが便利すぎる!